4.メキシコ人
 楽しい、とお墨付きを頂き(私はお世辞を真に受けるタイプです)ありがとうございます。その気になって、さらに話を進めます。
 
 自分にとって、海外旅行先で一番楽しいのは、現地の人とのコミュニケーションで、その意味では楽しかった出来事を記します。その前に、サボテンを食べるのは、日本では高くつきますね。お値段の割には、おいしくないと思います。種類によって、毒があるかどうかはわかりません。
 メキシコへは、3年ほど前に、友人の会社の現地駐在員の方のお誘いで行くことになりました。2日ほど観光案内をしていただいたのですが、その初日の朝、出発してすぐに路上で車が故障しました。片側2車線の広い道路の信号機の手前、住宅地や店舗が並んでいる町の中です。

 最初は道路の縁に車を移動させて、駐在員の方がボンネットを開いて故障の原因を調べましたが、わかりませんでした。その方のメキシコ人の奥様が電話を探しに行きましたが、電話がない、ということでした。
 通りがかりに故障車を見たタクシーの運転手さんを始め、一般車から降りてきた人たちが、駐在員の方と一緒にボンネットの中をのぞき込み、直らないと去ってゆくということを何度か繰り返しました。

 3人の若者(白人系、インディオ系、その中間系)がやってきて、ボンネットの中を30分程のぞき込んでいましたが、故障の原因が解明出来ず、修理工場の前を通るので、そこに寄って車が故障していることを知らせてくれることになりました。 2〜3分で自分には直せない、と判断する人は誰もいません。 メキシカンの親切は、車が動くまでに4時間が経過。赤道直近くの炎天下の元での出来事でした。
 ちなみにファンベルト切れが原因でした。見てわからないものなのでしょうか。

 今回やってきた人は故障を直せるかな、と毎回期待したのですが、少しでもメキシコに住んだなら、期待はしなくなると思います。日本人の駐在員の方も、すっかりメキシカンになられていたようです。メキシコの庶民に電話が贅沢品であったとしても、お店には電話がありそうですし、後でわかったことですが、奥様は携帯電話を持っていました。あははは!電話がない、というのは公衆電話(電話帳)がない、ということだったのでしょう。メキシコの女性はほとんど子供から老人までピアスをしています。バスの待合室での典型的なメキシコ人の雰囲気を持つ家族。
RES-----
 好奇心が強いのでしょうね。次から次にボンネットを覗き込みああでもない、こうでもないとか話しているのでしょうか。 これが日本だったら可愛い女の子でもない限り誰も故障車には見向きもしません。(違うか)
 世界を歩いていると日本という国がよりよくわかるようになると聞いたことがありますが以前アイリッシュのダンスの話でも考えさせられましたがメキシコもかなり長い間植民地だったのですね。 そうそう、私は一応営業を主にしていますがお世辞はあまり上手では ありません。続く

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