懸賞ハガキ H11・3/3


 今日夕方のTVでよく懸賞に当たるコツということで、年間百万円以上も稼ぐ女性が出演していたが、以前ある会社で応募のハガキの選別をするところを見た事がある。

 その会社におじゃましたとき女の子がハガキを机の上で仕分けしていた。
何をしているのと聞いたら、懸賞のハガキを各県別に分けていると言う。見ると東北6県別に仕分けしている。

 そしてそれが終わると、今度は同じ名前で多数応募している人のハガキを別によせていく。
 さらに同じ住所で同じ名字のハガキをよせていく。つまり家族で多数応募のハガキがまずはじかれた。(見たところ300枚程度だからこんな事ができるのだろう。東北限定でY新聞に載せた読者へのプレゼントの応募ハガキだった)

 どうしてそういうことをするのだろうと思って聞いたら、上司から言われたと言う。その上司は私もよく知っている人で私はなんとなく納得した。仕分けが一通り終わると女の子は1枚のハガキを私に見せた。それには「いつも父が愛用しています〜〜福島県・・」と書かれてあったのだが

 彼女いわく「うちの商品福島県に行ってないんですよね」と言い、また福島のところに戻した。
なるほど、と思っていたら上司がやってきて「終わった?」と言い、よせられたハガキをめくりながら

 「欲の深いのはだめ。どうせ何回もなんかもらってるんだから」と私を見て言った。「ええ」と私が答えると彼は各県別に分けられたハガキを手に取り「どれにしょうかな」と言いながらハガキをめくり始めそして各県から何枚か取り始めた。

・・私は祈った・・頼むからイラストが上手いとか、綺麗な字とかで選ぶなよ・・そんなんで選ぶんだったら俺達はどうする。絵は描けないし字もへただ。(恐らくたくさんの人がいる。)使ったこともないのに使ってるくらいの嘘はつけるけど・・

 と思いながら見ていると彼は20枚ほど選び
「この中から1枚選んで、後は好きなのでいいよ」と女の子に言い残して行ってしまった。

 彼女は上司が残した24枚から無造作に1枚抜きだし裏を見てまた戻し、テンを切るようにしてから1枚抜いた。そして秋田県の中から裏を見ながら「まような〜」と言い1枚選んだ。

 これで2枚選ばれた。選別が終わったので私は残ったハガキを見せてもらったのだが、エコーハガキが多い。それと年齢層が高い。それにイラストや一言添え書きがあるのがやはり多い。

 上司が選んだ24枚のハガキを見たのだが
別にイラストとか、字が綺麗だとかを基準にしていなかったようなので私は安心した。(最も彼の基準が何なのかは分からなかった。)
 
 私が選ぶのなら全部箱に入れてかき回し無造作に抜くと思ったが、抜いたハガキがあまりにも応募に手慣れているようだったら、また戻してもう一回とかするだろう。ちなみにこのプレゼントの商品いくらと女の子に聞いたら「1800円です。」と答えてくれた。

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