(サラ劇 1)略 語 H11・1/22

課長 「江川の奴、前からバカだと思ってたけど ホントにバカだったんだよ。もう面倒見切れないよ。」
部下の高木 「どうしたんですか」

課長 「あいつ、この前うちに松下の事業部の連中が来たときにだな、名刺交換したんだけど、その名刺に松下のAV事業部って書いてあるんだけど、それを見てナショナルってアダルトビデオも作ってるのか〜て俺に言うんだよ。ホントに困ったちゃんだよな。」
高木 「ホントにバカですね。あいつ樹まりこのファンらしいから。以前ビデオの安売王の常連だったらしいですよ。」
 「ところで高木、お前はAVの意味は知ってるよな〜当然」
 「当たり前じゃないですかかちょー!アダルトビジュアルでしょ。」
高木は笑いながら言った。

「あのなぁお前冗談やめろ、よしテストだ。いくぞ。APECは?」
「エイペッ・・・・・?あの〜急にまともな問題 出されても〜」
「お前もやっぱり江川と同類項だな〜カッコでくくるぞ。よしレベルを落としてやる。ちょっと待てよ 、おーいモズクの酢の物ね。」
 課長はにこにこしながら店の女の子に叫んだ

「エイペックとはアジア太平洋経済閣僚会議という」
 課長は腕組みし優越感にひたっている。
 「いいか。今度は簡単だ。ANA
 「アナッ・・・?・・・・女の子に関係あります?・・・」部下の高木は一生懸命考えている。
 「ったく〜っしょうがねえな。エーエヌエー だよ。わかんだろ!」
 「あっわかった。全日空!」
 「遅い 遅いよ高木君、正確に言うと全日本空輸だ。」
 課長はますますにこにこし勝ち誇った顔をしている。
 ここで高木が反撃にでた
 


「じゃ課長今度はこっちですよ。いいですか」
 「ああいいよ。いつでも何でもOKが営業マンの身だしなみだ!」

「じゃ、YMO
 「・・ワイエムオー・・・・円 マルク オーストラリアドルか?」課長は笑いながら言った。
  「冗談でしょ〜イエローマジックオーケストラですよ。テクノの」

 「俺さぁ輸入もんの音楽弱いんだよなぁ!次ぎ言って次ぎ!」
 「ELP
 「イーエルピ〜?LPレコードのイーやつ」

 課長はギャグのつもりらしいが全くおもろくない。
 「エマーソンレイク アンド パーマーですよ。イギリスのバンドの」
 「だから舶来物はやめろっていったろ。 俺はフォークしか知らないんだから、井上陽水の傘がないとかさぁ」

 高木は言った
 「じゃレベル下げますよ課長。GTRは?」
  課長はすかさず得意げに言った
 「グランドツーリングレーシング、ハコスカだよ!日産の。俺は昔それが買えなくてGTXに乗ってたんだよ。レモンイエローに塗り替えて、スプリング切って、あぁ〜懐かしい。」

 「ブッブー、違いま〜す。GTRとはグレートタイガーラビット。訳すと偉大な虎ウサギ」
 「だから向こうの音楽は知らないって言ってるだろ。もうやめろよお前」
 課長は少し怒りだした。

 高木は勝ち誇って言った。
 「課長それって僕がやってるバンドなんですよ実は。あははは〜」

 江川も高木もバブル期に採用されたお気楽社員なのである。  サラ−2へ

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