無人島奇談 H11・1/22
無人島にひとつだけ物を持っていくとしたら何を持っていくか。この永遠の命題が今日もまた酒場で話題になっていた。 メフィスト 「その無人島は南国だ。暖かいから衣服や食べ物の心配はいらない。そしてひとつだけ物を持っていける訳だ。さあどうする。おまえの好きなオセロかそれとも本か。」 男 「ひとつだろ!ならオセロなんか持ってかないよ。本だってすぐ読み飽きる。」 メフィスト 「じゃ、何だ。トランプ持ってって占いでもするか。」 男はビールをグラスに注ぎ一口飲むと言った。「オンナだな、持ってくんだったらやっぱり、第一さみしくないし、子供をたくさんつくり、俺はコミューンを造る。まぁいずれ近親配合になるかもしれないけどね」 メフィスト 「女は物じゃないぜ。第一お前の器量じゃついてく女はいないよ。」 男 「だいじょ〜ぶだよ〜ん、オンナは、魔物って言うだろ!それに生ものだし さらにおまけにナマケモノだ!三つも物がつく。デヘヘヘ〜」 男はそういうとぐびぐびビールを飲んだ |
メフィストは苦笑しながら酒を猪口に注ぎ、わし鼻に手を当て、言った。 「それを言うなら違うな。女はイク、イク、って 言うだろ、だから行く物なんだよ。まあお前じゃ、 「今 いくよ」程度で、似合いだけど、アホの坂田にゃ勝てるかもしれん。まあ俺にまかせとけ。今日一晩あればとなりの女をイク、イク、いっちゃうと言わせてあげるから、クイクイっと!」 そういいながらメフィストは猪口を空けた。 その話を聞いていた男のとなりの女が口を開いた 「無人島の話もいいけど今度みんなで無尽講しようか。ねぇおもしろいギャグでしょ!」 男・メフィスト 「つまんねぇこと 言うな!くだらん。馬鹿者!」 女 「何よ!さっきから聞いてればいい気になって女をモノ扱いにして! このヨソモノ!!」 女は東京の下町育ち 男は埼玉県民。メフィストは魔界出身、そして3人は浅草の天ぷらやにいたのだった。 M−2へ |